日本人の味噌汁との向き合い方

こんばんは。(夜に投稿しました)

小鳥遊です。

突然ですが、皆さんは１日にどのくらいの頻度で味噌汁を摂取しますか？

各家庭によって、摂取する量や飲むタイミングなどには差が出ますが、どの家庭においても食事をする際に気をつけたいものの一つが塩分摂取量です。

塩分摂取量については「１日６グラム未満を目標に徐々に減塩すべき」と日本高血圧学会が定めています。

そして、味噌汁１杯の食塩含有量は約１ｇです。

これでも十分多いように感じられますが、手軽に食べられるからと重宝しがちなカップ麺は、わずか１食でなんと５～６ｇほどの食塩が含まれており、とても健康的とは呼べません。

それに比べると「和食」であり「大豆」が含まれている味噌汁は、かなり健康的なフードにも思えてきますね。

というわけで、実際に味噌汁は体にいいのか、摂取量の目安はあるのかなど調べてみました。

今回参考にさせていただいたのは、前述の「１日の食塩摂取目安量」を発表なされた日本高血圧学会によるこちらの情報です。

日本人における高食塩と高血圧の原因とされてきた味噌だが、味噌汁摂取は1日3杯程度であれば血圧値との間に一定の関係は見られないことが分かった。

出典：1日3杯程度の味噌汁摂取は血圧値に関連せず――人間ドック受診者調査から：日経メディカル

ざっくり説明しますと「味噌汁３杯までなら血圧に特に影響はないらしいよ」ということです。

食塩摂取量は、味噌汁の摂取回数が多いほど有意に多かった（P＜0.05）。

　ただし、味噌汁摂取量と血圧、BMI、体脂肪、腹囲には一定の関係は認められなかった。

この他にも味噌汁の摂取が多い人は醤油や漬物などの使用量も多いという情報が出ているため、一概に「味噌汁を飲む人は健康的」とは言えませんが、「味噌汁は体に悪い」ということではなさそうです。

味噌汁は利尿作用により体内の塩分を流したり、血管を広げる作用により血圧を穏やかにする力があるため、それらが起因であることが予想されます。

日本高血圧学会の青木氏は、「１日２～３回の味噌汁摂取をする人は全ての栄養素で過栄養な傾向がある」「１日１杯の摂取が最も適切なのでは」と話しており、ほどほどが一番であることがわかりました。

これから健康的に味噌汁を摂取したい方は、上記の情報を元に摂取していただけると安心かも知れません。

さらに言えばコンビニのインスタント味噌汁は食塩が多めに含まれている傾向にあるため、味噌汁は自分でつくって出汁の旨みをうまく引き出すことでより少ない塩分量で塩味を感じられるようになるかも。

さて、初めてここまでしっかりした記事を書いたのでかなり疲れてしまいました。

色々調べると今まで知らなかった単語や団体なども多数存在してとても勉強になりました。

みなさんも気になることがあればネットをうまく活用して信頼出来るソースを見つけると良いでしょう。

ここまで読んでくれた方も途中で挫折してしまった方も、記事に少しでも目を通していただけただけで幸いです。

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閲覧ありがとうございました。

なう(2018/10/02 23:01:37)